索引                 や ら わ  その他(記号、部位の名称図)  





ばいあす 「バイアス」
生地を斜め方向に裁断すること。斜めに裁断した生地のこと。
地の目に対して45度のバイアスを正バイアス、22.5度のバイアスをハーフバイアスという。
バイアスで裁断した服は動きが大きくしなやかで体になじんで柔らかいシルエットが出せるという長所と、縦に伸び、横に縮む欠点がある。
バイアスに裁断する場合は縫代を多めに付けること。



ぱいぴんぐ 「パイピング」
ほつれ防止や装飾のために布の端をバイアステープや別布で細くくるむこと。



はぐ 「接ぐ」
縫い合わせてひと続きにすること。
8枚接ぎのスカートとは8枚の切替えを縫い合わせたスカートのこと。



はとめ 「ハトメ、鳩目」
ひもなどを通すための穴。円い金具を打ち付けたり、穴の周りをかがって作る。



ひかえる 「控える」
身頃に見返しを付けた時に表側から見返しが吹き出さないように見返しを表地より1~2mmくらい引っ込めることをいう。



ふくろぬい 「袋縫い」
縫代がほつれないようにする始末の一つ。
外表に合わせて縫った2枚の布を裏返し、その縫代をを包むようにして縫い合わせること。



ふくろぬの 「袋布」
ポケットの袋になる部分のこと。
使用する表地の素材により、スレキや裏地、共布など使う素材が違う。



ふらっぷ  「フラップ」
ポケットの口に付けるフタのこと。雨フタとも言う。



べつぬの 「別布」
デザインに変化を付けるために使う表地とは違う生地。



ぺぷらむ 「ペプラム」
ドレスや上着のウエストラインから下に付く裾広がりのフレアやひだ飾りの入った部分。



へむ 「ヘム」
布・衣服の縁。裾の折り代のこと。



べんつ 「ベンツ、ベント」
ジャケットの背中心や後脇に入った切れ込みのこと。
持ち出しが付き、スリットとは区別される。
本来はベントの複数形の言い方がベンツだが、一つの場合でもベンツと呼ぶことが多い。



ほしどめ 「星留め」
出来上がった前端や衿回りの縫代を針目を目立たせずに押さえたり飾りに用いる縫い方。
縫う時の糸の小さな丸い形状が星のように見えることからこう呼ばれる。
両面、または片面だけに針目を出す。
ファスナーを手縫いで付ける場合などは表側から裏側まで通して星留めを入れる。